借金の踏み倒しはできない?滞納した時の影響とデメリット

借金が膨らむと、返さなくてはいけないことはわかっているけど返せないという状態になってしまい、どうにか踏み倒すことができないかと考えてしまうこともあるかもしれません。

実際、時効が成立すれば借金を返さなくてよくなる場合があります。

しかしこれには条件が整う必要があり、貸金業者も時効が成立しないよう手を打ってくるためあまり現実的ではありません。

この記事では、借金返済を滞納した場合の影響やデメリットについて解説していきます。

借金返済を滞納した場合の影響とデメリット

借金返済を滞納しているとどのような影響やデメリットがあるのでしょうか?

①家族や会社の同僚に借金がバレてしまう

貸金業者は返済日までに返済がされていないと、まずは電話や書面などで返済の催促をしてきます

本人の携帯電話などに連絡をしても連絡がつかない場合などには、自宅の電話や会社の電話にかかってくるケースもあります。

家族や会社の同僚など、周囲の人には借金のことを隠していても、バレてしまう可能性があります。

②ブラックリストに載る

借金の返済を滞納し一定期間が経過すると、信用情報機関に事故情報として登録されてしまいます。

いわゆるブラックリストに載るということです。

ブラックリストに載ると、クレジットカードを使えなくなったり、新たにクレジットカードを作れなくなったり、ローンを組めなくなったりします。

③裁判を起こされ給与や銀行口座などを差し押さえられる

返済を滞納している期間が長くなってくると、貸金業者が裁判を起こしてくる可能性が高まります

判決など、強制執行ができる債務名義を取られてしまうと、給与や銀行口座などを差し押さえられてしまう可能性があります

もちろん、滞納している分、遅延損害金が加算されていきますので、滞納している期間が長ければ、当初借りた金額よりも大きな金額を請求されてしまうことも考えられます。

借金の踏み倒しはできない?

では、借金を踏み倒すことはできないのでしょうか。

先述のとおり、時効が成立すれば借金の返済はしなくてもよくなる場合があります

しかし貸金業者は時効が成立しないように様々な策を講じてきます。

5年間返済しなかったので時効を援用しようとしたら、実は知らない間に裁判を起こされ判決を取られていたので時効は成立していなかったというケースもあります。(借金の時効については、「借金の時効を成立させる方法と時効の援用ができない場合」をご参照ください。)

借金の踏み倒しを計画すると、上記のようなデメリットなど影響が出てきますので、借金返済が難しい場合には債務整理することをおすすめします

債務整理には、自己破産個人再生任意整理があります。

①自己破産

自己破産は裁判所に申立てを行う法的整理です。

自己破産の手続きは、持っている財産を処分(換金)して、債権者(お金を貸してくれていた金融機関など)に配当するので、残りの借金の返済はすべて免除してください、というものです(税金や養育費など一部支払義務が免除されないものもあります)。

不動産や車、一定の金額以上の預貯金などは処分されてしまいますが、借金の返済が免除されるというのは大きなメリットになります

②個人再生

個人再生も自己破産と同様、裁判所に申立てを行う法的整理です。

借金を概ね5分の1から10分の1までカットし、3年から5年で返済していく手続きです。

住宅ローンの特則を利用すれば、住宅ローンは支払い続け、そのまま自宅に住むことも可能です

③任意整理

任意整理は、裁判所は関与せず、債権者(お金を貸した側)と債務者(お金を借りた側)による話し合いで解決する方法です。

多くの場合では、元金と合意する日までの利息や遅延損害金を3年~5年程度で分割して支払っていくことになります。

任意整理をしなければ将来発生する利息も支払わなければなりませんが、任意整理をすることで将来利息をカットすることが可能です

ただし、任意での交渉なので債権者が応じてくれない可能性ももちろんあります

まとめ

すでに5年近く返済していない、その間時効を止められるようなことは何もなかった、というような場合以外では、借金を踏み倒すよりも債務整理をすることを検討した方がよいでしょう

どの方法が自分には適切かなど、個別の事情については弁護士に相談することをおすすめします

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