借金返済中でも過払金請求はできる!完済後の過払金請求との違いは?

テレビのCMなどでもよく見かける過払金の請求ですが、請求できるのは完済後だけだと思っている方も少なくありません。実は、過払金は借金返済中でも請求することができます。

この記事では、借金返済中に過払金の請求をするとどうなるのか、完済後の請求との違いなどについて解説していきます。まだ借金が残っているからと過払金の請求を諦めていた方はぜひこちらの記事を参考にしてください。

借金返済中に過払金請求するメリットは?残っている借金はどうなる?

現在借金が残っていて返済中の方でも、過払金が発生している場合には請求することができます。

ではこのとき、残っている借金はどうなるのでしょうか?2つのパターンに分けて見ていきましょう。

①残っている借金が過払金より多い場合

まずは残っている借金が過払金より多い場合です。

・残っている借金が100万円
・過払金が50万円

だとします。

そうすると、残っている借金(100万円)-過払金(50万円)=借金の残高が50万円になります。

②残っている借金が過払金より少ない場合

次に、残っている借金が過払金より少ない場合です。

・残っている借金が50万円
・過払金が100万円

だとします。

そうすると、過払金(100万円)-残っている借金(50万円)=過払金50万円が返ってきます。

このように、借金が残っていても過払金があれば、借金を減らしたり、過払金をもらうことができますので、請求するメリットがあります。

※わかりやすいように、上記の例ではぴったりの金額になっていますが、実際には利息の関係やその他過払金の争点などからそのままの金額が相殺されたり、返ってくるわけではないこともあります。

個別の事情については弁護士に相談することをおすすめします。

借金返済中に過払金請求をした場合のデメリットは?

では借金返済中に過払金を請求した場合、デメリットはあるのでしょうか?メリットのときと同じように2つのパターンに分けて見ていきましょう。

①残っている借金が過払金より多い場合

・残っている借金が100万円
・過払金が50万円
 
だとします。

そうすると、残っている借金(100万円)-過払金(50万円)=借金の残高は50万円です。

この場合は、借金の金額を交渉により減額するという任意整理の手続きとなるため、信用情報機関に事故情報として登録されてしまいます。

いわゆるブラックリストに載るということです。この情報が登録されてしまうと、一定の期間クレジットカードやローンの審査に通らなくなってしまいます。

②残っている借金が過払金より少ない場合

・残っている借金が50万円
・過払金が100万円

だとします。

そうすると、過払金(100万円)-残っている借金(50万円)=過払金50万円が返ってきます。

この場合には、信用情報機関に登録されることはありません。

ただし、そのローンのカードをショッピングでも使っている場合(ショッピング残高が残っている場合)や、ほかの借り入れ先との関係で信用情報機関に登録されてしまう可能性が0というわけではありませんので注意が必要です。

完済後に過払金請求をした場合との違いは?

借金をすべて完済したあとに過払金請求をした場合は、信用情報に登録されることはありません。ただし、以下の点に注意が必要です。

  • その貸金業者からの借り入れができなくなる可能性がある
  • 最終取引日から10年を経過していると時効が成立してしまい、過払金を返してもらうことができなくなる
  • ローンは完済していてもショッピング残高が残っている場合、ショッピング残高によっては信用情報機関に登録されてしまう可能性もある

借金返済中に過払金請求をするか?しないか?判断のポイントは

複数からの借り入れがあり、返済が厳しくなってきている方や、1社からの借り入れでも借金の金額が大きく、ブラックリストに載っても任意整理をした方がいい方には、借金返済中でも過払金請求をすることにはメリットがあります。

一方で、今後車や住宅のローンを組む予定があり、どうしてもブラックリストに載りたくないという方は、借金返済後に過払金請求をするなど、ほかの債務との関係も考慮した上で慎重に判断した方がよいでしょう。

弁護士にご相談いただくと、ほかの借り入れなどすべての債務の状況をうかがい、相談者の方にとってよい解決方法をご提案できます。個別の事情については弁護士に相談するとよいでしょう。

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